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クリチバ・バスターミナルに朝6時過ぎに到着。カフェで作戦を練る。一日でこの有名なバス計画都市クリチバを把握するために。最初にタクシーに乗って郊外の動物園へ。20分ほどいくと巨大な緑地帯にでる。動物が飼われていて、原生林のような森が広がっている。ファイバーシティの余った緑地帯のイメージがここに現実化しているように感じた。このような場所に住んでいて、町の中へ朝、バスで通う人もいるようだ。街中と森の距離感の近さに驚く。バスで街中へ戻る。有名なチューブ型のバス停が街中に散見される。しかし郊外にはチューブ型のバス停が無い場所もある。バスの利点は、電車よりも小回りが聞くし、線路が無いところ、すなわちバス専用レーンではない普通の道でも走れるというところである。電車よりもさらに細かい交通ネットが晴れるであろう。セントラルを散策。ビルとビルがくっついて、その間の幅が狭くなっている集合住宅が多く見られる。横山により、「サンドイッチ型」と命名。中に入りたいということで、ある1つのアパートの管理人と交渉したところ、なんと一発OKがでる。英語の教師をしている初老の男性に案内され内部を見る。ビルの裏側にプライベートの公園が配されている。ただし、バルセロナのように街区全体をビルが埋め尽くしていないので、裏庭には開放感がある。クリチバは、中心部に線形に高層ビル群を集める都市計画で有名であるが、中心部にそれほど高い建物が結集しているわけではなく、ある程度のばらつきがある。幅の狭いところはコアになっていて、膨らんでいるところが住居。住居内部は普通。水場が連続しておかれる配置が酢こし特殊。もっと立派な集合住宅もあるとのことである。お邪魔して、24時間通りへ。最近閉鎖されたとのこと。通り過ぎて4月23日通りへ。屋台で焼きそばを食べる。年末年始期間はこのように屋台が出ているとのことである。通りは休日ということもあってにぎわっていた。もとは車通りの激しい道を、都心の歩行者専用道路として市長がクリチバ都市計画の最初に打ち出したもので、72時間で工事を終了させたとのこと。ところどころバスが入り込めるだけの道があって、ここでもバスがうまく活躍している。バスを特権的な位置におくのは、電車よりも町に近くて、成功している。日本の路面電車を思い出す。しかしバスの路線案内図がなく、観光客には使えない。その理由がわからない。幸い行きたいところが旅行者用バスで回れることがわかったので、それを使う。2Fがデッキになったバス。ごみ処理場を改修した植物園、オスカーニーマイヤーミュージアム、自然大学と回るが、とくに目立って面白いものはない。が、町の様々な場所をめぐるため、次々に景色が変わってバスから見る景色がとても面白い。観光客が沢山いるところをみると、宣伝の仕方がうまいのだろうと感心する。見る場所が細かくそろっていて、それを結ぶバスさえあれば、特別なものがなくても人は集まる、ということである。移動の建築、美術館的である。最後にテレビ塔に行った。下での印象とは少し違い、線形に伸びる高層ビル地区と、その周りを取り囲む緑の多い住宅地区、そのさらに外に森とはっきり判別できるようなコンセプチュアルな風景。まるでファイバーシティそのものが実現されており、これは感動。斜視点の町並みの美学。街中を散策し、バスターミナルに戻り、夕食をとり、長距離バスに乗り再びサンパウロを目指す。
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2008.12.26(Fri) - 南米旅行日記 2008/12





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