Recently
Archive
Category
Link
Profile


凄く魅力的なのにあんまり一緒にいたくないと感じてしまう人って、いない?

電子タバコにした途端、タバコを吸いたいという欲望が減った気がする。
電子タバコのなかった世界で一生を終えた祖父は肺癌で死んだ。その祖父に「電子タバコなんかにするからだよ」と言われそうな気がする。
電子タバコの味は予想以上にマズかった。おいしくないのである。まるでわざとマズくしている感じだ。マズくしないといけない理由でもあったのだろうか?なのに吸った感はある。これが「ニコチン感」というものなのだろうか?何年間も吸っていてもわからない。そもそもニコチンの味というのを知っている人はどれくらいいるのか?ニコチンの抽出液を舐めてみたい。「あーたしかにニコチンの味だな」と思うんだろう。
でも愛の抽出液などない。愛の味って何だろう?愛とニコチンって、似ているなと思ったのだが。皆経験したことは違うのに、愛とかニコチンとかいうと、経験者なら何となく伝わるものがある。ところで電子タバコユーザーと(葉の?)タバコユーザーは今後ニコチンの味を伝達しあえるのかな?「電子愛」と「(アナログ?)愛」の各々の経験者は、愛の味を伝達しあえるのかなぁ?それは何となく個人的には伝達可能である気がします。とりこになってしまうくらい何かを欲することって、その味があれば安心することって、そういう大きな意味合いで。
話を元に戻すと、僕はタバコ的なものを、タバコに付属する様々なものを含めて、欲しなくなってきている気がします。葉のタバコにはイガイガと喉に刺さる煙たさや、灰が思いもよらず落ちてしまう億劫さや、鞄のなかで箱ごとつぶれてしまう悲しみがある。基本的に電子タバコはむせつくようなこともないし、灰もでないし、固い金属でできた棒とカートリッジなので、とても便利だ。しかもちょっとした恰好良さだって無くもない。充電する必要はあるけれど、いったんしてしまえば、しばらく火をつける必要もない。葉のタバコでいう一箱分に一回程度、充電をする必要はあるけれど。
便利になったらもっと吸うようになっても良さそうなものですよね。自動車だって便利だから、みんなやたら乗っているし、馬車にはない新しい喜びや楽しみが生まれたわけですよね。食べ物や飲み物の流行だって、手軽さや便利さが(もちろん健康志向のようなスロータイプもありますが)、先導的な役割を果たしている。でも電子タバコは何かそうではない。とっても便利なのに、そんなに吸いたくはない。それは単にその味が何かしらどうしようもなくマズいからという理由かもしれないし、電子タバコに「根本的な欠陥」のようなものがあるからなのかもしれません。
ではその欠陥とは何だろう、と僕は考えてみる。でもそれは人の欠点を探すことのように僕には困難だった。結局のところ、いくら味がマズいからといって、それはそのものが有している個性という側面があるわけだから、人の顔と同じように完全否定は出来ないと思うわけで。まぁ好みの問題なのかもしれません。誰か電子タバコの「根本的な欠陥」のようなものをうまく説明しくれる人っていませんかねぇ?(201603 )
スポンサーサイト


2016.04.08(Fri) - 詩と作文 2016





/