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0214

郊外線にのり、最終駅で下車。時刻表ミスで乗れなかったバスをあきらめ、ポールのバゲットをかぶりつきながらタクシーに乗り込む。道が複雑だったが25ユーロほどで、メゾン・ルイ・カレに到着。アアルトが画商のために立てた住宅。アプローチからの見え方は、とても自然であり、プランとオリエンテーションの関係も正しい。エントランスからリビングへと続き、庭へ抜けていく視線の角度がとても心地よい。いわゆる連続しているけど切られている感じである。それを実現しているうねった屋根が一つのこの住宅のおおきな特徴である。そういう自然な感じからいうと、電灯や、ルーバーのような小さなスケールのものに、独自のこだわりが認められる。金属板をほどこしたドアの閉まるときの感触や、風呂場、サウナの木の使い方など、やはり細かいところにこだわりがみられる。まあ古きよき時代といってしまえばそれまでだが、全体のプロポーションを少しづつずらして、少し変わった建物をたてるところなんか、スイスに似ている気がした。こんな家を建てて死んだ人っていうのは、全く今の自分とはかけ離れた、静かで地に足の着いた、手に自信を持った人だったのだろう。ヴォリュームの配置だけでも、今で言うセンセーショナルな建て方ができる人だったのだと思う。巨匠を研究してできることとは、そんなデザインのことなのだろうと、岸田研を思い出す。絵に描いたような暖かい家族が遊んでいるのが、目にみえるような家だった。ルイ・カレという人は逆に寂しがりやの人だったのかもしれない。
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2009.03.12(Thu) - 欧州旅行日記 2009/1・2





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