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0202

今日はバーゼルを周る。この町のトラムの駅舎は秀作である。待合室、ベンチ、キオスクをコンパクトにまとめて、立地条件にあって最大限とられた角の丸まったひさしが、渋い特徴をだしている。コルビジェセンターへ。規格化されたボックスのディテールがやはり彼なりの美的センスに支えられている。冬期休暇中につき中には入れず。表面だけ凍った湖を地面と間違え、足をつっこみ、凍傷寸前。近くのスーパーで靴下を買い、難を逃れる。湖畔を歩いた先の一軒の集住を見る。トラムにのり、町の西側、フライターグ本社へ。コンテナが9層、細長く積み上げられている。それが成功して独特のプロポーションを獲得している。周りの工場地帯、大きな高速道路の中で、ありふれたものを積み上げただけで得られた細長い塔は秀逸のアイデアと思う。対照的に店内は白でまとめられ、パッケージ化された商品が陳列されている。製作のための展示などは冊子、ポスター、フィルムなど最小限におさえられていて、宣伝がおしつけがましくない。5層以降はコンテナのさび付いた仕上げをのこして、塔の頂上はささやかな展望台となっている。リサイクルというフライターグの態度を、言葉で伝えるよりも、最終的には徹底的に物で伝えようとする意思がはっきりうけとれる建物、商品陳列だった。感銘をうけて小さなポーチを購入。包装袋がおちゃらけていておもしろい。その後、バーゼルの飛行場を見て、9時ごろ宿に戻る。声をかけてきた日本やイギリスの芸大の人々と酒を飲んで楽しむ。
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2009.03.03(Tue) - 欧州旅行日記 2009/1・2





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